【報告】長崎市議会議員団が高島水産研究所、旧高砂園を視察

【報告】長崎市議会議員団が高島水産研究所、旧高砂園を視察

2024年7月16日

2024年6月25日(火)、長崎市議会環境経済委員会委員の10名が高島水産研究所を訪れ、施設を見学しました。この施設は、「ながさきBLUEエコノミー」プロジェクトの一環として開設した施設で、今年3月に初めてブリの稚魚を搬入し、現在2000尾の飼育試験を進めています。ここで行われる実験や得られたデータを基に、将来のブリの完全養殖を目指す重要な施設の一つです。

高島水産研究所は、今後も取水機能の向上や、水槽内の加温システムや循環システムの整備などを進め、ブリの人工種苗を供給できる体制を整えていきます。さらに、研究だけでなく教育も可能とするサイエンスアイランド構想も掲げており、研究者や学生、将来は中高生らが宿泊できる施設の整備も課題となっています。

今回の視察では、その宿泊施設の候補として、閉園した高島の老人ホーム「高砂園」の視察も併せて行われました。

その後、委員会での審査を経て、7月1日に議決され、この旧高砂園を長崎大学が借り受けることが承認されました。

高島水産研究所を視察する長崎市議会議員団