【報告】長崎ロータリークラブ例会でながさきBLUEエコノミープロジェクトについて紹介

【報告】長崎ロータリークラブ例会でながさきBLUEエコノミープロジェクトについて紹介

2024年7月29日

2024年7月18日(木)、ホテルニュー長崎において、長崎ロータリークラブの例会が開催され、本学が中心となって進めている「ながさきBLUEエコノミー」のプロジェクトリーダー、征矢野清教授が「ながさきBLUEエコノミープロジェクトについて」と題して講話を行いました。

講話ではまず、養殖事業者の労働負担の重さや、後継者不足、さらには漁獲量の低下や国民の魚食頻度の低下など、水産海洋総合産業の抱える様々な課題を提示。それらの課題解決を目指す「ながさきBLUEエコノミー」プロジェクトの取り組みや目指す未来像について説明を行いました。

生産者にも海洋環境にも負荷の少ない新しい養殖技術の開発や、若者が魅力を感じる先進的なマーケティングへのチャレンジなど、一つの産業界の改革にとどまらず、水産業を基幹産業とする長崎県全体の活性化をも視野に入れた構想に、多くの参加者の方々が高い興味と関心を持っていただきました。また、今年3月にブリの稚魚が搬入され、研究がスタートした高島水産研究所における研究活動の進捗状況の報告や、将来の水産業を担う人材の育成を狙いとした高島サイエンスアイランド構想も紹介され、これからの本プロジェクトへ大きな期待を寄せていただきました。